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「シバシス」とは「インドの最高の神・シヴァの恵み」という意味。このカレーを教えてくれたシバシス君の名前から取りました。今はインドに帰って仕事をしていることでしょう。
その友人は、今から25~26年前に、横浜国大の大学院に留学していたシヴァシス・アチェリエさんといいます。国連協会主催のピースとレインという企画で、沖縄・長崎平和ツアーに一緒に参加しました。そのときの友人です。その後、当時三浦高校に勤務していた私の授業にアシスタントで来てくれました。さらに、文化祭では本場のカレーを作って、高校生にもインドの生活の話をしてくれました。そんな思い出があるカレーです。
さて、今回の特製シバシスカレー。クリスマスにカレーはいかがですか。香辛料だけでつくるカレーは体にいい!
市販のカレールーを使わずに、タマネギをたっぷりと炒めて、骨つきの鶏肉でだしをたっぷりとります。それを圧力釜で煮込みます。香辛料の辛さよりも、体にやさしい感じのする薬膳カレーです。コリアンダー・クミンシード・ターメリックはもともと漢方薬なので、体にいいのは当たり前ですね。
「シバシスカレー・レシピ」8人分
インド人のシバシス君が教えてくれた北インドのカレーをベースに工夫しています。
「材料」
骨付き手羽元肉(チューリップ)20・もも肉1キロ
・タマネギ大8個
・ホールトマト缶詰1
・SBカレー粉適量・ターメリック・コリアンダー・クミンシード・ガラムマサラ適量
・生姜2個・蜂蜜少々
・リンゴ半分・ワイン30cc
・大量の塩(せっかくなのでいい塩を使いましょう。味の決めては塩です。)
「作り方」
1・鶏肉にワインとSBカレー粉とターメリック等の香辛料・蜂蜜をつけておく。30分
2・その間にタマネギをスライスしておく。
3・ニンニクとショウガをみじん切りにしてオリーブ油に香りを移してから、鶏肉を強火で炒める。→圧力釜にいれる。
4・タマネギも強火で炒め、透明になるまで炒める。いたまったらカレー粉も入れて香りをつける。すごい量ですから、時間がかかりますが、これが味のベースととろみになります。→圧力釜にいれる。
5・トマトとリンゴのスライスをオリーブオイルとニンニク・生姜で炒める。→圧力釜
6・圧力釜に、鶏肉・タマネギ・トマトと水をワイン100ccとチキンスープを300cc入れて、10分火にかけ止める。20分余熱でじっくりと煮込む。
7・塩・胡椒で味を整えて、完成。
※水を入れすぎてしまった場合は、小麦とバターを炒めて、カレー粉を混ぜてペーストにして、入れるとカレールーです。固まります。
※コクと深みを出したければ、いろんなものにチャレンジ(今までに入れてみて○だったもの)
「苦み」・・コーヒー・ビール
「酸味」・・ヨーグルト・トマト・リンゴ
「甘み」・・蜂蜜・ジャム・甜麺醤
「旨味」・・昆布だし・いりこだし・カツオぶし・オイスターソース・野菜スープ・コンソメ類・xo醤
「塩味+α」・・醤油・味噌・ソース・
「辛み」・・・・一味唐辛子・豆板醤・チリソース
※ジャガイモや人参は別にゆでたり、揚げたりして付け合わせでいいようです。
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