みつばちが行方不明に! 「蜂群崩壊症候群(CCD)」 TBS「昼おび」で特番。

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来週中TBSのひるおびという番組で「三浦半島のみつばちの失踪」について、特集します。昨日取材がありました。日程は分かりしだおしらせします。ぜひご覧になってください。 みつばちは、養蜂の箱で、育てて蜜を集めます。ひとつの箱に一匹の女王蜂がいて、多いときは50,000匹を超える働きバチがせっせと花の花粉を運んできます。その花粉とみつばちの唾液とを混ぜ合わせたものがはちみつなんだそうです。
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そのみつばちが花粉を集める働きの時に、受粉させるのです。作物の栽培にはみつばちはなくてはならない重要なものでもあります。みつばちがいなくなったら作物は実をつけることはできまくなってしまいます。
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ところが近年、一斉にみつばちが失踪する現象が起こっています。県内では三浦半島で突出しています。石井さんの養蜂園では夏から秋にかけて、昨年は85箱のうち、78箱の蜂が帰ってこなかったそうです。3,000,000~4,000,000匹のみつばちがいなくなったということです。また、在来の日本みつばちもまた、めっきり減ってしまったということもお話しされていました。
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原因は未だはっきりとは解明されていません。ただ、今年は雨が多かったので、昨年に比べて少なかったこと。南風の当たらない場所に巣箱を変えたら被害が全くなかったことなどを考えるといくつかの想定はできます。ただちに、関係省庁や県に対しても、原因の究明と対策を求めたいと思います。
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アインシュタインはかつてこういったそうです。「みつばちが絶滅したら、4年後に人類は滅亡する」 私たちの周りの環境に何かが起こっているに違いありません。 これまでの経過
◎「蜂がいなくなって困っている」という話を、養蜂組合の支部長の石井さんからお話があったのが7月末。 ◎8月11日、「ミツバチが絶滅すれば、4年後に人類が滅びる」というプログの記事を書く。 http://hasedon.at.webry.info/201408/article_3.html ◎9月の市議会の総務常任委員会で、横須賀の実態について確認し、今後の対応を求めた。 ◎タウンニュースが、私のブロクを見て、石井さんを取材し、逗子葉山版、そして横須賀版に、 9月29日  「ミツバチが消えた」 タウンニュースで報道していただきました  http://hasedon.at.webry.info/201409/article_9.html ◎11月12日、毎日新聞朝刊・神奈川
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  蜂群崩壊症候群:働きバチ巣に帰らず 三浦半島で大量発生 11月12日毎日新聞 神奈川版 神奈川県の三浦半島で飼育されているミツバチの間で、働きバチが大量にいなくなる「蜂群崩壊症候群(CCD)」と呼ばれる現象が相次いで発生している。三浦半島では、東京・銀座や横浜市など都市部のビル屋上での養蜂が話題になった影響で、専門家以外にも飼育が広がったが、2013年は100群以上が消滅。関係者から対策を求める声が出ている。 CCDは女王バチや幼虫を巣箱に残したまま、働きバチが戻ってこなくなる現象。稲や果樹などの害虫防除に使われるネオニコチノイド系農薬(殺虫剤)やウイルス、ダニなどさまざまな原因が指摘されているが、特定はされていない。 県畜産課によると、CCDについては国の指示で昨年5月以降、調査を開始した。それ以前は被害状況が不明だが、同課が把握している限りでは発生は三浦半島に集中しており、昨年7月には三浦市の養蜂場の1カ所で計13群のうち4群が失われた。 同8~9月には横須賀市と葉山町の計6カ所133群でミツバチがいなくなり、うち98群は全滅。今年も同時期に両市町の3カ所で計44群のミツバチが巣に帰らなかったという。 鎌倉市津西のアマチュア養蜂家、山口稔さん(72)は、テレビで銀座の養蜂を見て「買ってきた蜂蜜ではない新鮮な蜜を味わいたい」と一念発起。2年前に自宅の屋上でミツバチを飼い始めた。ところが昨夏は2群、約4万匹が失踪し、今年は8~9月末にかけ、3群計約10万匹のうち3万匹以上がいなくなった。「せっかく育てているのに残念でならない。なんとか対策を取ってほしい」と話した。 同課などによると、県内では今年1月時点で、養蜂家218戸が1397群を飼育している。5年前と比べ、養蜂家は49戸増えたものの飼育数は277群減った。三浦半島でCCDが発生したことが影響したという。 CCDは00年代から欧米などでも確認されている。欧州連合(EU)ではネオニコチノイド系農薬3種がCCDに影響している可能性があるとして使用を制限したが、農林水産省は「水田のカメムシ防除に有効」として使用制限には踏み切らず、水稲農家と養蜂家の情報共有の徹底などを都道府県に指導するにとどまっている。 葉山町で養蜂園を営む県養蜂組合三浦支部支部長、石井勉さん(64)も、農薬散布が影響していると推測している。同町では夏になると海からの南風が田畑を通過し、養蜂場まで流れ込む。「風が農薬を運ぶのでは」と考えた石井さんは、被害を訴えた支部員の巣箱を、夏の一時期、南風が当たらない場所に避難させたところ、絶大な効果があったという。 石井さんは「ミツバチが巣に帰る能力を失ってしまうということは異常で、人間にも何らかの影響が出るかも。原因と断定できないにしても、国が農薬を抑えたり別の農薬に変えたりするなどの対策を取ってほしい」と話している。 http://mainichi.jp/select/news/20141112k0000m040099000c.html
 
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http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/445/ 現在上映中 11月8日から21日まで、横浜ジャックアンドベティー。]]>