横須賀の谷戸の空き家で、「小規模多機能の介護施設」をつくれないか。

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 千葉の病院で作業療法士をしている横須賀高校の後輩のMさんから、横須賀で、空き家を使った小規模多機能在宅介護の施設がつくれたらということで提案があり、わくわくするとりくみを進めています。その候補地として、汐入五丁目の空き家を2人で回ってみました。
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汐入駅から、階段があって、坂道もあるが、10分~15分。坂道と階段、さらに、車が入れないという不便さがあるが、それ以外はコミュニティも小さなまとまりとして、つくれそうな場所。冒頭の写真は、京浜急行の踏切をわたってすぐのお店屋さん。この近辺に3件隣接して空き家があるので、連携させて利用できないかとか、考えました。
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横須賀の人口減少問題解消として取り組みを開始した空き家対策事業と、在宅介護の今後のキーとなるであろう「小規模多機能在宅介護」を、上手に組み合わせることが出来るかもしれません。いくつかの空き家をメンテナンスする必要はありますが、リハビリをするには坂や階段は有効につかえるということです。それ以外にも地域を楽しくする取り組みも出来ますね。
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地域の方が集まって、ともに支え合うような関係性=「繋がり」ができたら素敵ですよね。平面的な都市と違った面持ちがあるのが横須賀の風景。この風景を上手に活用できればいいですね。 集会所、コミュニティセンターの機能も併せ持つ形が出来ないか、いろいろ検討したいと思います。その業界のたくさんの方と知り合いになりましたので、また御教授願います。また、今回、提案していただいたMさんは、そういった施設で従事され様々な取り組みをされてきた方なので、安心です。「空き家がたくさんあるということは、可能性のある場がたくさんあるということ。」それを同活用するかは、アイディア次第ということで、この取り組みを後押ししたいともいます。
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横浜市や藤沢市で実施している小規模多機能の施設と関係を持ちつつ、具体的な形が実現できるように多くの人とつながりながら進めていきたいと思います。 今後、私としては、西地区にこういった施設が出来ないか検討を進めたいと思います。  藤沢市・・「あおいけあ」さんの 小規模多機能在宅介護「おたがいさん」http://www.aoicare.com/page2.html 小規模多機能 ホーム情報サイト http://www.shokibo-takino.com/kaigo/what.html
小規模多機能ホームとは? 介護が必要となった高齢者が、住み慣れた家・地域での生活を継続することができるように、利用者の状態や必要に応じて、「通い」を中心に「泊まり」「訪問」の3サービスを組み合わせて提供する在宅介護サービスです。 小規模多機能ホームは、介護が必要になっても、安心して自分の家で生活することが出来る便利なサービスです。理想的なケアを実現した小規模多機能ホームは、今、最も注目されています。 小規模多機能ホームの誕生 小規模多機能ホームは2006年4月、介護保険法改正により制度化され誕生しました。 現在、急速に高齢化が進む日本では、施設中心の介護受入れ体制では対応できなくなることは明白でした。厚生労働省は、今後の介護の在り方として、「施設」から「在宅」への転換する方針を打ち出しました。そこで、新しく創設されたのが小規模多機能ホームという24時間365日の在宅介護施設です。小規模多機能ホームは、地域で要介護者を支えるコミュニティとして、大きな役割を担うことになりました。 小規模多機能ホームの前身 法制度化される以前、小規模多機能ホームは、「宅老所」という名称で存在していました。 「宅老所」は、大規模老人施設とは違い、介護や支援を必要としている高齢者に既存の民家等でサービスを提供することにより、気の知れた仲間同士と家庭的な雰囲気で過ごすことができるというものでした。大規模老人施設の整備が進む中、一方では、理想的な介護の在り方である、「宅老所」でのケア実践を行う事業所が増えていったのです。 介護や支援が必要な高齢者にとって、気を遣わず、信頼関係が構築しやすい、小規模の「宅老所」は理想的な形態でした。特に、要介護者の半数を占めるといわれる認知症高齢者にとっては、住み慣れた地域で、できる かぎり環境を変えずにケアを受けることができるということが大切なのです。 「宅老所」が実践してきた、住み慣れた地域と小規模ならではの家庭的な雰囲気にこだわったケアは、高齢化が急速に進む日本において認められ、法制度化する運びとなったのです。 昔は、家族や隣近所で支えあってきた高齢者のケアも、現在では、核家族化が進み、近所付き合いも少なくなっています。そんな、昔の良き時代を再現すべく、地域ケア・コミュニティーの拠点として小規模多機能ホームは注目されています。 小規模多機能ホームの事業所数は、2007年、全国で1000ヶ所を超えました。「2015年の高齢者介護」では、小規模多機能ホームを利用者の生活圏内、つまり、小・中学校区ごとに整備することが必要だとされています。24時間365日体制で、切れ目無く介護サービス(通所・宿泊・訪問)を提供できる小規模多機能ホームは、在宅生活を送る要介護者の強い味方になっています。小規模多機能ホームは、便利で安心感のある、言わば介護のコンビニエンスストアなのです。 小規模多機能ホームの今後 小規模多機能ホームを利用することによって、介護が必要になっても、介護度が重度化しても、認知症になっても、住み慣れた地域・自分の家で生活を送ることが可能です。「こんな所があったらいいなぁ」を実現した小規模多機能ホームは、近い将来、最も親しみのある介護サービスになることは間違いありません。また、居住できる仕組みをプラスした、グループホームや有料老人ホームの併設型も増えてくるものと思われます。
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