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特定秘密保護法が参議院の特別委員会で、強行採決された。明日、13時から再会予定ということですが、ここは正念場になります。参議院の時間切れリミットに持っていけるかのせめぎ合いとなります。
秘密の定義が曖昧で、秘密の指定をチェックする機関が、政府内の組織という茶番。取ってつけたような修正にあきれる。こんな法律が通ってていい訳はない。
まず、戦後史を読み解く必要がある。キーワードは、「核疑惑」と「非核三原則」、登場人物は佐藤栄作・岸信介・安倍晋太郎・・そして 安倍晋三。一族の系譜である。
ウィディペキア「佐藤栄作」参照
<blockquote>日本人初(唯一)のノーベル平和賞受賞者といえば、安倍晋三首相のお祖父さんが、岸信介氏
その弟で内閣総理大臣を務めた佐藤 栄作氏である。
1974年、佐藤 栄作氏は非核三原則やアジアの平和への貢献を評価され、ノーベル平和賞を受賞し、翌1975年、脳溢血で倒れ亡くなった。
佐藤 栄作氏を語る上で切り離せないのが、沖縄返還・沖縄密約問題である。ノーベル平和賞の受賞には当然、この沖縄返還の功績も加味されている。
しかし、「沖縄返還・沖縄密約問題」しかし、ノーベル平和賞を覆す決定的証拠がでてきた。
佐藤首相とニクソン大統領が交わした「沖縄への核持ち込みに関する密約」の合意文書が、(1969年11月19日調印)佐藤家に保管されていたことが2009年に発覚した。
佐藤内閣下で極秘裏に、「核保有が可能かどうか」の検討が行われていたことも明るみに出た。米国では「核密約」の根幹部が記された公文書が、1999年に公開されている。にも関わらず日本政府は「密約」の存在を認ていない。
その日本政府が否定し続けてきた「密約」の現物が出たわけだ。 ノーベル平和賞。受賞当時から多かった受賞批判が正しかったことが、時代と共に鮮明になってきた。
そして政府が沖縄返還に際して時から一貫して述べてきた『沖縄に関する密約は存在しない』という嘘が完全に暴かれた。
ノーベル平和賞を選考するノルウェーのノーベル平和賞委員会は、2001年刊行の記念誌「ノーベル賞 平和への100年」の中で、『佐藤氏はベトナム戦争で米政策を全面的に支持、日本は米軍の補給基地として重要な役割を果たした。後に公開された米公文書によると、佐藤氏は日本の非核政策をナンセンスだと言っていた」と記し。
この記念誌の出版記念会見では、『佐藤氏を選んだことはノーベル賞委員会が犯した最大の誤り』とまで言われた。
受賞当時、人気漫画であった赤塚不二夫さんの漫画「天才バカボン」にこんなセリフがある
『佐藤栄作がノーベル平和賞をとって以来、世の中全てのことが全く信じられなくなった』今になって振り返ってみると、まっこと、的確な台詞であった。
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