寒い風が吹いてきました。「端境期の野菜・果物たち」

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▼暑い夏が終わって、台風が去った後、ひとしきり寒さが感じるようになってきましたね。夏野菜のトマト、なす、かぼちゃ、きゅうり、インゲン、ピ-マンなどの生産が終わって、夏野菜と冬野菜の間のこの時期を「端境期(はざかいき)」といいます。まだ冬野菜の大根やキャベツや、ブロッコリーの苗を植える時期で、とりたてて、これという生産物がない時期です。今日は畑の野菜たちを写真に撮りました。
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▼夏野菜の茄子が、北風にさらされながら一生懸命茎にぶる下がっている。夏の時期と違ってなかなか大きくなりませんが、その分、りんごのようにサクッと硬くて、旨味分があり美味しい。秋茄子最後の美味しいところです。小さいのをたくさん穫ってきました。煮浸しにしましょうか。
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▼ししとう・青唐辛子もこれが爽やかスイートな辛さ。味噌をつけてかじってもうまい。
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▼果物も温州みかんが鈴なり。今年は豊作です。夏から秋にかけて水分がたくさんあったからでしょうか。ジューシーなみかんです。
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▼いちじくは「果物のプリンセス」アダムとイブの時代からあった美味しい果物。ワインとはつみつでコトコト煮ると、とろける美味しさです。 いちじく についてしらべました。
■イチジク(無花果/いちじく)とは ●イラクサ目クワ科イチジク属 (英) Fig   (仏) Figue イチジクはイラクサ目クワ科イチジク属の落葉樹木です。西アジア、アラビア南部で、アダムとイブの話の中で出てくる”禁断の果実”とはいちじくのことで、古来からあったことをうかがわせます。 食用にされる部分、皆さんが通常食べている部分は、実は厳密には果実ではなく、イチジクの花にあたる部分なんです。イチジクは隠頭花序(いんとうかじょ)と呼ばれる花を付ける木で、果実のように見える部分は、花軸が肥大化したもので、切った時に粒粒のように見える花があるのが分かります。 ●名前の由来 その名は、中国での名前「映日果(エイジツカ)」がなまってイチジクとなったという説と、一日一個ずつ熟すから、または一ヶ月で熟すから、「一熟」と名がついたという説があります。また、「無花果」とも書きますが、実際には花が咲かないわけではありません。先の説明にある通り、実の中に無数の白い花を咲かせるのですが、外から見えず、花が咲かないように見えるからです。 ●イチジクのおもな品種 国内で流通しているイチジクの約8割は「桝井ドーフィン(ますいドーフィン)」という品種です。その他「蓬莱柿(ほうらいし)」や「とよみつひめ」、「ビオレ・ソリエス」などがあります。 近年、バナーネやキング、コナドリアなど海外の白イチジク品種の栽培も増えてきています。 営農栽培され市場に流通している主なもの以外にも、家庭菜園用にさまざまな品種が出回っています。海外も含めるとイチジクの品種はおびただしい数があります。
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