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お彼岸とは、彼岸会とよぶ仏教の行事。明日21日が春分の日にあたり、お彼岸の中日になる。彼岸の入りの18日にお墓を掃除に行った。我が家の菩提寺は、佐島の東蔵寺さん、浄土真宗のお寺です。うちのお墓から、海が見えます。昔はもう少し広く見えたのですが、佐島の港の一部を見ることができます。
お墓の脇の石碑(墓誌)には、30以上も亡くなった祖先が眠っている。その中では、安永2(1773)年の祖先が一番古い。計算すると、242年前、ペリーが来る80年前だ。 私が高校生の頃、仏壇の位牌を整理した時に一番古いのを探したことがあるが、享保の頃のものが一番古かった。紀州の殿様吉宗公の時代で、さらに50年ぐらい前のものだ。
横須賀の博物館に、江戸時代後期に、紀伊半島から多くの漁民が移り住んだという記録がある。イワシを追って三浦半島に移り住み、イワシ油をとって、その搾りかすは干鰯として、肥料として販売したという。浦賀にはその、干鰯の問屋があった。実は、うちの祖先もその漁民のひと家族だったのだろう。
我が家には、受け継がれてきた言い伝えがある。
「うちの祖先は、紀州のたこ村というところからきた油屋の善兵衛さんという人だ。」ということ。おじいさんから私に小さい頃から何度もなんども聞かされた話を思い出した。海の向こうから、この地にやってきて、暖かい良い場所だということで住みついたという。住み着いておおよそ300年になるようだ。やはり、今も横須賀はいい場所。先祖に、横須賀のために頑張ることを約束して、手を合わせました。
横須賀市人文博物館
http://www.museum.yokosuka.kanagawa.jp/exinfo/jinbun-map/floor-2/jinbun-4
※たこ村というのは実在して、田子(たこ)駅がJRきのくに線の串本駅のそばにある。多分その辺りから流れてきたらしい。300年前の話。
和歌山県串本町田子 https://www.google.co.jp/maps/place/〒649-3522+和歌山県東牟婁郡串本町田子/@33.5038052,135.6889122,14z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x60063145a054eadb:0x4c5c1d7e163928b9
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