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昨日、大楠中学校で、「しなやかな心、生きる力を育てる日本の歳時記」と題して、広田 千悦子さんの講演会があった。
まず、部屋に入ると、一人一つづつ机の上に、木の枝がある。柊と、なんだろう見たことのある木、それに麻の紐がある。それに、うさぎさんのお饅頭が二つ。成人委員の方たちが準備していただいたんですね。ありがとうございます。
話は、日本の行事から始まる、日本の行事は、植物の力を使ったものが多い。という。桃の節句、桜の花見、端午の節句の菖蒲。植物たちが、季節季節のアクセントになって彩りを与えている。
四季を意識して暮らすことは、 生活に広がりとゆとりができる気がする。
確かに、この地域にいると、東京にいるよりかは、格段に自然とのふれあいが大きいだろう。
もうそろそろ、梅が咲き、鶯の声が聞こえる。潮騒の音が聞こえる。 天気の良い夕方には、相模湾
を超え、富士山に沈む夕日を拝むことができる。 とにかく、自然と対話しながら、見て、聞いて、語って・・・
観察力も身につくのだろう。
しばらく、行正さんの撮った秋谷の四季の写真を鑑賞する。一つ一つの写真がさすが、秀逸だ。夕日と富士山は定番だが、その中でもダイヤモンド富士は素晴らしい。
立石からのダイヤモンド富士はその景観はとにかく最高だ。
年に2回見えて、4月14日と秋は、8月28日だという。 偶然だろうけど、倍の数なので、覚えやすいでしょ。
そのあと季節柄、「節分」の話になった。「鬼を退治するために豆をまく」ということだが、平安時代、百鬼夜行といって、鬼があちらこちらで悪さをすることが信じられていた時代。
邪鬼を追い払うための儀式として成立したらしい。豆は、「魔眼」で、鬼の目を潰すという話とドッキング、地域によっては、柊にイワシの頭をくっつけたものを飾る風習がある。ヒイラギの棘で鬼の目を潰して、イワシの頭は、匂いが鬼が嫌うようです。
というわけで、みんなでヒイラギの飾りを作りました。]]>