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12月10日、11時より横須賀市役所前公園で、ハナミズキの植樹があります。
日米親善100年の記念行事です。1912年、日本から当時の東京市長尾崎行雄が、ワシントンに桜を6,000本 (ワシントンDCとニューヨークに3,000本づつ)送ったことから始まり、その返礼として、1915年、ハナミズキが日本に送られました。
今回オバマ大統領が、被災地など日本各地にに3,000本のハナミズキを送る「ハナミズキ・イニシアチブ」を実行し、その一環として、横須賀でも植樹をすることになりました。
尾崎行雄(1858~1954年)は神奈川県相模原市津久井町生まれ。衆議院連続25回当選(国会議員歴63年)1903(同36)年~1912(大正元)年の期間は東京市長も務めた。憲政の神様と称される。「民主政治」の実現、「世界連邦」の建設、「軍縮」「世界平和」を訴え続けた。咢堂(がくどう)は雅号。
「1945」の中で、木村禮子さんが、「善と悪の物差しはなんだ」と聞かれる場面がありますが、学生の頃、晩年の尾崎行雄とお会いした時のエビソードです。不思議なつながりですね。
ハナミズキといえば、一青窈さんのハナミズキ。一斉を風靡しました。「君と好きな人が100年続きますように。」という歌ですが、日米間には途中、悲しい戦争の時期はありましたが、2015年にちょうど、日本ハナミズキが贈られて、100年になります。 会場でこの歌が流れるといいですね。
ハナミズキ 歌詞
空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ
薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように
夏は暑過ぎて
僕から気持ちは重すぎて
一緒にわたるには
きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい
お先にゆきなさい
僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君とすきな人が
百年続きますように
ひらり蝶々を
追いかけて白い帆を揚げて
母の日になれば
ミズキの葉、贈って下さい
待たなくてもいいよ
知らなくてもいいよ
薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように
僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君と好きな人が
百年続きますように
君と好きな人が
百年続きますように
一青窈さんは、9.11アメリカ同時多発テロが起こった時、ニューヨークにいた友人からのメールをきっかけに、涙しながら、この歌詞を書き上げたそうです。
最初そこには、テロ、散弾銃、生々しい言葉もあったのですが、テロに対する自分の想いを全部吐き出してから、削って削って最終的に「 君と好きな人が100年続きますように 」というメッセージにたどり着いたといいます。
彼女はこの歌を、テロに対する怒りの連鎖がとまるようにと、祈りをこめて作ったといいます。
「君と好きな人が、100年続く」という意味を考えてみてください。この歌詞が、「僕と君」ではないことに注目すると、広がりを持って来るでしょ。恨みや悲しみの連鎖をさせないためには、「君と君の好きな人が、100年続く」ということの意味を考える必要があります。 単に恋愛の歌というだけではないようです。
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