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「SHOKU YABO 農園」は、大楠芦名口から徒歩で15分。大楠山登山口から入って、大楠山の入口を左に入った場所にあります。
代表のやすさん(眞中やす)と初めてお会いしたのは、二年前、がれき問題で、芦名に知事が説明に来るという頃に、地域の若者の皆さんと話し合いを持ったときだったと憶えています。これから、何を大切にするのか、食べ物や農業の大切さを切々と話していただいた記憶があります。地元の皆さんで話し合いを持って、真剣に論議しました。 また、その後の復興支援についても、様々な意見を聞かせていただきながら、論議してきました。
しばらく、お会いしていなかったのですが、教え子の天白君の繋がりで、また、このところお会いして、様々な活動の話を聞き、農業と生産活動、文化活動、音楽や・映画の上映など、一緒に地域が豊かになるような「つながる」仕事がたくさんできることを確認してきました。
先週は、田んぼと畑を貸してくれるところはないかということで、長坂の田んぼをメンバーのさきえさんと一緒に回りました。現在畑や田んぼの耕作放棄地を探しているところです。荒れている土地が、農地として復活して豊かに、実りを与えてくれるような、お手伝いをしたいと思っています。
今日は、SHOKU-YABOのすてきな立体掲示板(下の写真)をつくっていましたので、紹介します。 秘密基地やいろんな遊び場があります。一番奥には、おおきな楠の木があります。自然食品の美味しいものを食べて、自然と親しむわくわくランド。自然いっぱいです。
今、ネット社会のこの時代に、自然とともに生き、未来を語る場が地元で息づいていることに感動しています。映画会や、学習会、自然観察会、そして様々な活動の基地として、取り組みが出来そうです。
SHOKU-YABOは今、整備のため休止中です。5月の連休明けをめどに、再会する予定だそうです。入口の道はずいぶん整備されたし、水道も引けたようです。営業も今後西地区の、文化の拠点のひとつとして、注目される場所になっていくと思います。
一方、天白君は、すでに芦名の最終処分場の管理施設の道の反対側にある何枚かの田んぼは、今年の春から耕作する予定ということで、NPOの活動として、自然からの恵みを作り出すプロジェクトを進めるようです。昨年の沢山池の周りの稲作づくりと平行してこちらもお米づくりをするようです。こちらもたいしたものです。田植えと稲刈りそのた、作業にはお手伝いに行きますからね。
http://syoku-yabo.com/about/
SHOKU-YABOとは。
「グルメ」という言葉が世の中に浸透してからどの位経つでしょうか。バブル時代だけの一過性のブームで終わってしまうと思われていましたが、2010年になった現在に於いてもその類のテレビ番組や雑誌は後を絶ちません。インターネット上でも、料理評論家を真似た料理店の批評サイトが人気を誇るなど、グルメ=食情報は、無くてはならない定着した存在となったようです。
しかし、煌びやかで華やかなそれらの情報を紐解いていくと、上っ面だけで本質を掴んでいない物が多い事に気づきます。
料理は嗜好の問題であり、人それぞれに好みがあって当然ではあります。 しかし!!
材料の吟味(どのように栽培した等)、調理方法、盛り付け等々、嗜好の問題だけでない、正解不正解が食の世界にはあるはずだと我々は考えています。
「食」とはファッションではない。
「食」とは人間が生きていくための”糧”であり、”芸術”であり、”喜び”なのだ。
SYOKU YABOとは、人間にとって何よりも大事な「食」の本質を様々な角度から捉え、追求し、日本全国に、そして後世に残していこうとする野望を抱いた運動です。
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