6月議会で一般質問しました。

6月議会で一般質問しました。一つ目は、水上バイクに関する件です。

1.秋谷海岸における水上オートバイの乗り入れについて

横須賀市は、三浦半島の大部分を占め、 東側は東京湾、西側は相模湾に面し、 久里浜港や浦賀港など日本の近代化を担った港町を有しています。また、まちづくりの基本目標である都市像を「国際海の手文化都市」とした「横須賀市基本構想」を平成9年3月にまとめ、20年を経過し、この間、自然豊かな水辺や港など海を活かしたまちづくりの構想・計画を策定する取り組みを進めてきました。

 その中で、横須賀西海岸にある秋谷海岸は、逗子・葉山の海岸に比べ、小さな海岸ではありますが、静かで自然豊かな海岸であり、風光明媚な保養地としても、近年人気が高まり、秋谷、芦名、佐島の丘などに住居を持ち新たに住む方も増えています。
 人口減が叫ばれる横須賀市の中で、人口が増加している地域でもあります。さらに、新たに住む方達と古くからの住民との緩やかな交流がスムーズにはかられているのも、この地域の特徴でもあります。

こうした秋谷海岸の魅力とは全く相反するものが“水上オートバイの乗入れ”です。この秋谷海岸に、水上オートバイ(ジェットスキー)のレンタル、保管、上げ下ろしをする業者が、この夏、事業展開を予定しています。

 水上バイクは、近年、河川や港湾、海岸地域のあちこちでトラブルが続出しています。騒音、安全の面での課題、事故、マナー違反等で、県の迷惑条例に違反する例も報道されています。そういったことを懸念し、地元町内会や住民の皆さんから心配の声がでています。

 〜昨年、水上オートバイの乗入れが始まりました。しかも今度は、特定の企業が事業としての展開を始めたのです。横須賀市への申請時には、8月のお盆明けから9月末までの短期間に小台数で行うことのように申請していたようですが、当事者達は秋谷海岸を我が物顔に利用し、且つタトゥーや振る舞いを含めて風紀上の問題も多く、駐車禁止違反等のトラブルも見られ、近隣住民からは以前にも増して苦情が寄せられるようになりました。しかも横須賀市は、こうした事業展開を承認するにあたり、秋谷町内会にはまったく相談もなく、あったのは漁業組合への投げかけだけでした。

しかし、当然のことながら、海岸・浜辺はむしろ秋谷町の一部であり、秋谷の価値と魅力を守るために大変大事な場所であります。こうした状況を考慮した横須賀市からの投げかけもあって、今年度は、正式申請前の3月20日過ぎから4月初めにかけて、海岸事業計画が秋谷町内会会長あてに提出されました。タイトルは「安心安全の海を目指して」となっていますが、その計画の実態は、昨年様子見した事業の本格展開、すなわち水上オートバイ事業の全面展開でした。

また、ホームページの広告では、静かで自然豊かな風光明媚な秋谷海岸を、まるで水上オートバイの専用ビーチ化するようなこの計画、すでに多額の申込金を前提として展開しています。

本年4月9日に、秋谷町内会役では、協議し、全員一致で、当事業に対する断固反対を決議。秋谷町内会の総意として横須賀市に対して下記の要望をしています。

一・「秋谷海岸の価値と魅力を大きく損なう水上オートバイクの乗入禁止、並びに水上オートバイを前提とした海岸事業の即時停止を、横須賀市として実行していただくことを強く要望いたします〜。 という内容です。

まずは、市長として横須賀の観光についての考え方、さらには海や浜の利用についての基本的な考え方をお聞きします。

海岸の利用については、横須賀市港湾部が所管ですので、港湾部が間に入って調整をしてくれていますが、もともと横須賀市に水上バイク等に関してのルールがないことから、業者も参入しやすい環境になっているのも事実です。

市のホームページでは長井地区には「海・浜のルール」(農林水産課)が示されていますが、他の地域の海岸利用については、明記されていないことがあります。

 なぜ長井地区には、「海・浜のルール」があるのに、同様の海岸・浜を持つ大楠地区にはこのルールが規定されていないのかお答えください。

必ずしも、水上バイクそのものを否定するものではありませんが、現実に地元住民との間で、トラブルが起こる前に、きちんとしたルール作りや、水上バイクの可能な地域の指定など、行政がしなければならないことが、十分に対応がされていませんでした。

まず今回の横須賀市港湾部の対応について、市長は知っていたのか。また、行政の責任者として、この間の対応についてどのような評価をするのかお聞かせください。

この件について、地元町内会から、田神副市長に対して、何度となく相談をし、現場にも足を運んでいただいたと聞いていますが、横須賀市として、相談に行った昨年11月から、3月までの間に、どのような対応をしてきたのかお聞かせください。

結果として、横須賀市の対応が後手後手に回ったことから、業者が地元町内会と直接やりとりをする事態になっていると考えられます。横須賀市として、今後どのような対応をするのか考えをお聞かせください。

今回の件については、市長の政治判断が問われる問題であります。市長自らどのような判断をしたのか、これからどのような判断をしていくのかお聞かせください。

また、今後改善されることがない場合は、条例の制定などが必要な事態も想定されます。市長はそういったことも考えるのか、ルール作りで十分と考えるのか、お聞かせください。

横須賀市議会議員 長谷川昇

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