先日、親戚のおばさんから電話があった。

 先日、親戚のおばさんから電話があった。「今度、うちの91歳の義母さんが、九州の娘のところに行くのよ。その時にお義母さんの女学校時代の親友に、死ぬ前にどうしても一度会いたいというの。博多駅のそばの老人ホームにいるって以前年賀状に書いてあったというんだけど、それ以来音信がないらしくて。昇君、その老人ホームがどこなのか調べられるかな。無理なら仕方ないけど・・」と、人探しの依頼が来た。
 
話によると、その方の旦那さんはかつて代議士で私も知っている有名な方。私ならばつてがあるのでは、という話だった。そこで各方面へ聞き込みをしたが、どこも10年ほど連絡が取れていないとのこと。

 そうこうするうちに、現地に旅立って、現地から電話が来た。「いま地元の警察に行って聞いたのだけれども、事件性がないならば、個人情報なので教えられない。探偵にお願いしたら」とのこと。

 そこで、私も叔母に「少し待ってて、いくつか検索してみる。」と「博多駅のそば、10年近く前からある施設、有料老人ホーム」・・・、コンピュータで検索。該当するところに、次々に電話をかけて、該当の女性が入所しているか、確認させていただいた。

 九州の施設の方は、非常にやさしくて、「こういった施設の可能性もある」と施設名もいくつか教えてもらった。 

 捜索しはじめて1時間。「駅から遠いけど・・」といっておばさんに教えた電話番号の一つに、入所していることが判明した。
 だがしかし、なかなかうまくは進まない。施設のほうでは、「少し認知症の症状があり、本人はお義母さんのことをよくわからないので難しいとのでは」とやんわりと断られたとのこと。それでも、おばさんとお義母さんは、とにかくここまで来たんだからと、タクシーにのって会いに行ったようです。

 しばらくして、電話がかかってきた。「ありがとうよ。まるで、映画見てるみたいだったよ。それまで、向こうの奥さんが名前を言っても認識できなかったのが、顔を合わせてみたら、記憶がよみがえるんだね。お互いに名前を呼びあって、抱き合って涙、涙で・・・・・・
周りも泣けてきたよ。旦那さんも久しく、奥様が笑うのを見たこともなかったって、えらく感激してね。ほんとにありがとう。」とのお礼の言葉。
 
ほんの少しの手助けでしたが、すがすがしい思いをさせていただいた。

横須賀市議会議員 長谷川昇

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